2014年4月30日水曜日

食べ物を洗うのは別

じゃがいも、皮も食べておいしいのは、本来、土つきで保存したものだ。

取れた場所が信頼できるところなら、多少土を食べることになったとしても安心だ。


そんな「安心」はスーパーのジャガイモには付いてこない。

そんな芋は洗うと土がほとんど落ちる。
一回、洗っているのかどうかは知らない。
でも、土のこびりつき方はぜんぜん違う。

年に数回しか買わないから、この違いには、いつも驚く。

畑のジャガイモの場合、たわしでゴシゴシ洗い落とす。

このたわし、「食べ物専用」だ。
小型で握りやすい小さめのたわし。

これは、台所で「物を洗うやつ」とは別のもの。

気にしない人もいるけど、食いしん坊は気になる。
だって、食べ物は「口」に入るものだから。

これを、台所の「こびりついた汚れ」を落とすための道具といっしょにしたくない。

除菌とかあまり興味ないけれど、料理の時、衛生には気をつける。

エプロンをすることや髪を覆うのは当然。
食器用の洗剤も基本は石鹸だ。

だから、食べ物に付着しても安心だ。

なんたって昔のお母さん達が、とんでもない言葉を吐く息子達に「石鹸で、口洗いなさいっ!」と怒って口を泡だらけにさせても、彼らはピンピンしているんだから。

台所用洗剤でやれば、殺人事件だよ。

食べ物を石鹸で洗う必要はない。
でも、料理をしながら道具を洗う必要がある。

でかいキッチンなんて映画の中だけなんだから、片っ端から洗わないとスペースが足りない。

だから、洗い物は、安全第一だ。

テレビは、商品を売るために「ばい菌」とか「病気」とか、いろいろな「恐怖」を見せる。

でも、添加物や残留洗剤の「恐怖」だけは放送しない。

本物の恐怖は、それを10年使い続けた結果なのにね。

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