2014年4月30日水曜日

洗って、刻んで、鍋に入れるだけなのに

料理を面倒と思う人が多いが、そういう人に限って、食べる物を気にしないのに、病気や健康を気にする。

食いしん坊の母がそういう人だ。

昔からそうだった。

夕食は、冷蔵庫を覗いてその日、目についたもので作る。

焼肉の時は「野菜は肉の5倍食べろ」と言って、トンでもない野菜炒めを作った。

今は、冷凍庫を覗いて、私の作ったストックの中で、食べたいおかずを選んでいる。

だから、「朝のうちに決めて、冷蔵庫で解凍すれば、おいしく暖められるのに」と教えても学ばない。

こんな調子だから、料理は気が向いた時しかしない。
それも「今、食べたい」から作る。

だから、煮物は味を「濃く」することで「美味い」とする。

しかも、大手企業が作る「料亭の味:濃縮出汁醤油」みたいなものを使う。

砂糖の200倍の甘さのコーンシロップを使った商品、旨く感じるのは「甘さ」と「グルタミン酸」だ。

そりゃあ、おいしく感じるだろう。

煮物なんて、鍋に入れて放っておくだけでできる。

特に外鍋が保温器になっている鍋なら、昼食時についでに仕込んでおけば、夕食の準備などしなくてもいい。

要は、計画性の問題だ。

健康オタクの母は、食べ物は「ビタミン」などの栄養と考えている。
悪いけど、大間違いだ。

食べることは「生きる」ことそのもの。

何を食べるかを「選ぶ」のは、自分自身だ。

酒、ペットボトルのジュース、コンビニの弁当、栄養ドリンク。
それらの食べ物で体は作られている。

テレビのCMに踊らされて「新商品」や「健康食品」を買うのはいいけど、賭けてもいい。

それ、食って、絶対健康になんてならないからね。

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