2014年4月23日水曜日

みんなで食べる

最近、管理人の事務を手伝っている。

食いしん坊の専門は、業務改善なので、データを扱うのは自転車に乗るより簡単だ。

最近、監査に絞られた管理人、私が要求したデータ、出すのは1週間かるというから、大喧嘩になった。

そんな馬鹿なはずは無い。

私は、2時間位であるフォームを作った。
彼を呼んで、口答でデータを確認しながら入れてゆくと、監査が3人がかりで3日間かかって、もはっきりしなかった数字が出た。

完璧じゃあないけど、大体オッケーだ。

彼が驚愕している。「いつ、これ作ったんですか?」

「今、2時間位でだよ。」と答えた。

絶句している。

人を費やし、金を費やし「仕事をした気になる」ことが得意な日本人だ。
その点、彼も変わらない。

結果を求めず、大変さを演出すると「俺は大変な仕事をしている」気分になる。

でも、こんな風に2時間でできてしまうと、彼らの面子が潰れる。
んで、普通、会社にいる人は怒る。

そうやって、何人怒らせてきたことか。

でも、必要なのは結果でしょうに。

で、彼は、普通じゃあないので「感動」している。

彼が欲しがっていた数字は、後1時間もやればできるけど、もう夕食の時間だ。

奥さんが、奥さんが作ったスープと酢の物を持ってきた。
だからまた、みんなで食べることにした。

ランチに作った混ぜご飯も余っている。

私は作り置きしておいた野菜のトマト煮込みを持ってきた。
冷蔵庫に入っていた新たまねぎで、ツナのサラダも作った。

管理人曰く「すげぇ、ご馳走だっ」。

余り物でもみんなで食べれば、美味い。

ぶつかること、食べること。

人生、こうやって信頼関係を積み重ねて行くのかもしれないね。

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