先日、管理人とその奥さんといっしょに残り物で夕食をした。
次の日に実家に帰るから、残りものを平らげることができて助かった。
その時に、食べたトマトの野菜煮、煮込み2日目でとても味がしみて美味しかった。
ジャガイモは、昨年、農家からもらった最後の残りもんだ。
芽を大分削ったけど、やっぱり美味しい。
奥さんが食べながら「これ、本当においしいですねえ」と口にするから、自家製トマトで作ったトマトソースであると教える。
食いしん坊は、大体、9月、10月に作物で作った冷凍食品を6、7月までに食べ切る。
そして、冷凍庫の電源を落として掃除をする。
また収穫できる9月、10月になったら、どんどん作って冷凍する。
だから、食材調達は1年計画だ。
トマトソースは、大体5月頃に在庫が無くなる。
だから、その後はしばらく缶詰を使う。
そんな説明をすると、彼女は「そうすると、私達、食いしん坊さんが作った在庫、減らしてますねえ。」と恐縮する。
だから、答えた。
「どうせ、食べるんだから、そんなことはないさ。」と。
最近、彼らといっしょに食事をすることが多い。
だから、彼女はそんなことを考えたんだろう。
感謝と恐縮を知る、なんてかわいい女性だろう。
彼らと食べるときは、大抵料理する。
私が作る料理には、うちで秋に作った冷凍食品や乾物をよく使う。
彼らも食いしん坊夫婦だから、味の違いが判って感動している。
だからこそ、料理するかいがある。
食材を使うかいがある。
食べ物は、食べるためにある。
美味しく食べてこそ、価値がある。
金額で測れるもんじゃあない。
彼らにそこを理解させるためには、まだまだ時間が掛かりそうだ。
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