2014年4月29日火曜日

さしみ、一さく600円のおかず!

実家に戻った夜のこと。

バス到着時間が遅かったので、母は夕食を一人で食べ、私のためにスーパーで「出来合い」のものを「半額」で買ってきた。

遅い時間にスーパーなど行かないから、半額になっている量や、それを買い込む人を見て驚いたようだ。

ナッツしか食べてないから、母の気遣い、大歓迎だ。

買っておいてくれたのは、海鮮巻きという、数種類の刺身を巻き込んだ寿司。

それと、マグロの刺身一さく。

値段を見ると600円を超えている。

母曰く「美味しそうだったから」。
値引きもされていない。

これ、この夜遅くに、食べろというのか?

魚の切れっ端、一切れに600円なんて払ったことがない。
でも、美味しそうだし、明日まで待つと味が落ちるから全部食べた。

さすがに旨い。
5分で皿から消えた。

「一切れいくらかなあ」と考える暇もなかった。

刺身はあまり食べない。

アラを料理することはよくあるけれど、刺身どころか、寿司だってほとんど食べなくなった。

昔は、夜遅く半額コーナーのお寿司を買うこともあったが、毎回不味い思いをした挙句、学習した。

今は、貧乏だからそもそも店に行かないし、6時には夕食を食べる。

外に出て金を払う料理は、食いしん坊仲間の誘いだけ。

それなら、金を払う価値のあるものが食える。

回転寿司がどれほど旨いと言われても行く気がしない。

以前、びっくりドンキーが「旨い」と言った友人が居たが、すぐに関係が切れた。

「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があるが、私にとってそれはない。

「味覚の違いは縁の切れ目」
これなら、確実にある。

カップめんが好きという人とは、とても仲良くなれそうもないもん。

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