毎年、バジルを作っている。
あんなもの、土に種まいておけば出来てしまう。
だから、大量にできるからそれでジェノベーゼソースを作って冷凍しておく。
このソースに使う松の実、気が遠くなるほど値段が高いけど、このスパゲッティだけは止められない。
で、このソース基本的に「油」だ。
それを凍らすわけだから、当然固まる。
これが溶けてもうまくスパゲッティに絡んでくれない。
どうしたら、絡んでくれるかWEBで調べると「麺のゆで汁でのばす」というのがあった。
「なるほど、その手があったか」と思って、次回は美味しく食べられると期待した。
これが、前回食べた時の話。
で、次回、となる今回、学んでいたはずなのに、同じ失敗をやらかした。
スパゲッティをざるにあけて、お湯をきってしばらくしてソースに混ぜても絡まない。
そこで、思い出した。ああっ、忘れてたっ!
ゆで汁、全部捨てちゃあ駄目だったっ!
もちろん、手遅れだ。
仕方なくお湯を混ぜてみるけど、ソースに混ぜる訳ではないので少し滑らかになっただけだ。
美味しいことは美味しいのだけど、また、固まったスパゲッティを食べるはめになった。
習慣とは恐ろしい。スパゲッティのゆで汁は「捨てるもの」という固定概念が食いしん坊の体に染み付いている。
大体、蕎麦湯を飲むことだって、最初は抵抗があった。
「ゆで汁飲むなんて気持ち悪い」と思ったけど、やってみたら旨かった。
人生に固定概念なんて必要ないねえ。
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