管理人の食事会、鍋にはたいてい麺をぶち込んでいる。
今回は、うどんとラーメンだったようだ。
いつものように、赤い鍋と白い鍋だ。
冷蔵庫を覗くと、茹でうどんが封を切ったビニールに入ったままラップに包まっている。
どうも、開けてはみたが、食いきれないことに気がついたらしい。
ビニールを取って冷凍する訳でもなく、そのままラップにくるんで放り込んである。
ため息をつきながら、まず白い鍋を分量を量る。
鍋の中にある具材はどうみても、おでんの具の大きさだ。
しっかり煮えている。
ウインナーもまるごと入っている。
残っている量は半端ない。
ただ、彼の鍋のいいところは、本物の昆布で出汁を取ることだ。
その昆布も鍋の中を泳いでいる。
それで、まず具をすべて小さく刻んだ。
そして半分の具材を取り分けてあんかけの材料にすることにした。
もう半分は汁の中に残し、醤油で味を付け直してうどんの汁にした。
ラップのうどん、一部を温めなおしてどんぶりに入れる。
3人分のお昼ご飯になった。
管理人が「うまいっ」と絶賛する。
「とても、昨夜と同じ食べ物とは思えない。」と感動している。
「このまま、温め直して食べる気だったの?」と聞くと「うん」という返事。
「美味しくないよねえ」と聞くと「うん」という返事。
「美味しく食べる方法をはいろいろあるよねえ。」というと「うん」という返事。
でも、詳しく聞くと「味を変えるなんて、考えたことも無かった。」とのこと。
どうも、そういう発想が無かったらしい。
美味しくないなら我慢しないで、美味しくして食べればいいのに。
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