知り合いの赤ん坊がだんだん大きくなって、とうとう離乳食の時期になった。
母乳で育ったリトル食いしん坊。
粉ミルクなど見向きもしなかったのに、保育園に行かなきゃならなくなって1週間、仕方なく飲むようになった。
でも、時期はすでに食べ物への興味を覚える時期だ。
新米ママがすり鉢で潰したかぼちゃを嫌そうに食べていた。
それを見て、余っていた新品ブレンダーをママに売った。
数日後、家に行くと箱に入って使っていない。
いろいろ聞き出すと「使い方が分からない」とのこと。
だから、実演した。
で、その間いろいろ話していると、彼女、基本的な「料理」を知らなかったことを「知った」。
もう、結構な時間をいっしょに過ごしているのに、私は彼女が「知らない」ことを知らなかった。
だって食い物もこだわっていたから、そこそこ知っているのかと思っていた。
どうもネットで得ていたようだ。
で、離乳食だが、まず出汁を取って準備するところから始めた。
そして、まずかぼちゃを蒸してブレンダーで潰す。
新米ママは、その手楽さに感動している。
「あの苦労はいったいなんだったんだ?」と唖然としている。
これに、出汁を加えて、少しねっとりさせる。
作っておいたお粥の上に乗せてリトル食いしん坊に食べさせた。
で、その違い、すご過ぎる!
ばくばく食べる上、スプーンを自分で握ろうとしている。
あの、嫌な顔は何だったんだという位。
食い過ぎないか、今度はそっちが心配になってきた。
恐るべき出汁のうまみ。
塩も砂糖も全く使わないけど、美味しい食材は、いつでも美味しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。