2014年5月1日木曜日

シーズン最後の金柑

いつもの八百屋に行くと、金柑が3パック売れ残っていた。

今年最後の金柑だろう。

1キロ近くが300円以下だったから、また買った。

ジャムもいいのだけれど、やっぱりそのまま煮た方が旨い。

これを、何人の友人達に配っただろうか。
みんな「食べる?」と聞くと即答で「食べる」と返事をする。

きっと美味しかったのだろう。

もっとも、食いしん坊の煮る金柑は砂糖を重量20%程度しか入れないから、それほど甘みは強くない。

金柑を煮る目的は、金柑そのものより、いっしょに出来るシロップのためだ。

なにより、喉に優しい。

冬場、コールセンターの仕事をしていたので喉が痛くなることも少なくなかったが、このシロップのおかげで何度助けられたことか。

下手な薬よりよっぽど効く。

煮るのは簡単なんだけど、そこに行くまでがたいへんだ。

まず、傷んでいるものを取り除いて洗って量る。
今回はさすがに5つも腐っていた。

もう、時期はとっくに過ぎている。
大体900グラムちょっと。
砂糖は200グラム使う。

これをひとつづつへたを取って穴を開ける。

この作業をする時は、ほとんど瞑想状態だ。

そうやって作る金柑、また食いしん坊の友人達に分ける予定。
シーズン最後の味を分け合うために。

また、来年美味しい金柑が手にはいるといいなあ。

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