いつもの八百屋に行くと、金柑が3パック売れ残っていた。
今年最後の金柑だろう。
1キロ近くが300円以下だったから、また買った。
ジャムもいいのだけれど、やっぱりそのまま煮た方が旨い。
これを、何人の友人達に配っただろうか。
みんな「食べる?」と聞くと即答で「食べる」と返事をする。
きっと美味しかったのだろう。
もっとも、食いしん坊の煮る金柑は砂糖を重量20%程度しか入れないから、それほど甘みは強くない。
金柑を煮る目的は、金柑そのものより、いっしょに出来るシロップのためだ。
なにより、喉に優しい。
冬場、コールセンターの仕事をしていたので喉が痛くなることも少なくなかったが、このシロップのおかげで何度助けられたことか。
下手な薬よりよっぽど効く。
煮るのは簡単なんだけど、そこに行くまでがたいへんだ。
まず、傷んでいるものを取り除いて洗って量る。
今回はさすがに5つも腐っていた。
もう、時期はとっくに過ぎている。
大体900グラムちょっと。
砂糖は200グラム使う。
これをひとつづつへたを取って穴を開ける。
この作業をする時は、ほとんど瞑想状態だ。
そうやって作る金柑、また食いしん坊の友人達に分ける予定。
シーズン最後の味を分け合うために。
また、来年美味しい金柑が手にはいるといいなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。