2014年5月21日水曜日

大手OEMのコンビニスイーツ、不二家じゃん

大手コンビニは、巷に流行しているカフェに対抗して、コンビニスイーツに力を入れている。

たとえば、ローソンは「マチカフェ」と名づけて一連のスイーツ商品を開発をしている。

ただ、中身は自社で製造できないので、他の企業に作らせる。

OEM商品だ。

「キャラメルナッツタルト」は、不二家が作っている。
不二家の商品にはすでにタルト商品のラインナップがある。

「アーモンドタルト」はその中のひとつだ。
つまり、製造ラインはすでにあるということ。

すでにタルトの中身を替えた商品のラインナップがあるわけだから、この中身を「マチカフェ」バージョンで作る。

不二家の「アーモンドタルト」だと1個180円以上。
コンビニで販売するには、これ以上安くなる必要がある。

だからかどうか知らないけど、アーモンドだけではなく、複数のナッツを使ってタルトを作る。

当然、原価が落ちるだろう。
だから「キャラメルナッツタルト」は170円。
10円安い。

これ、大手コンビニが「有名企業の商品で商機に乗る」と見ることができる。
でも、「有名企業が、大手コンビニの顔を借りて商品を売る」とも考えられる。

だって、不二家は、2007年に「不二家事件」という一連の不祥事を起こしているのだから。

結果、売り上げ不振が続き、銀座の本社ビルを売る羽目になった。大手商社がOEM商品の製造を委託するなら、禊は済んだということだろう。

有名企業も製造ラインはすでにあるのだから、活用するに越したことはない。
最近、ゴーストライターが話題を振りまいていたけど、ある意味、これも似ているのではないのか。

だって、顔を変えれば、大手コンビニも有名企業も儲かるのだから。

私は買わないけどね。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。