ローソンはじめ、コンビニが「カフェ」を気取って商品開発をしている。
パッケージも、女性が好むような「無垢、自然」のイメージなので、ベージュや茶色の「落ち着いた色」が使われている。
先日、友人のお土産としてもらったキャラメルナッツタルト、パッケージには「香ばしいナッツにほんのり塩味のアクセント」との謳い文句。
塩は「フランス産ゲランド塩使用」だそうだ。
で、原材料を見ると「砂糖」が一番先にある。
小麦粉より、ナッツより多いものが「砂糖」だ。
甘味がこれだけでは足りないのか、他に「水あめ」と「麦芽糖」が入っている。
で、肝心の「塩」はどのくらい入っているのか。
香料を含めて下から5番目に記載されている。
それより少ない材料にはベーキングパウダーがあるが、その程度の量しか含まれていないということだ。
でも、パッケージは「塩」が商品の特徴として、産地を強調するほど売り文句にしている。
これは完全に「誇大広告」でしょう。
友人は、同じOEM商品の「シリアルクッキー」もくれた。
こちらは「オーツ麦の自然な美味しさが楽しめる」と宣伝文句が書かれているが、これも一番多い材料は「砂糖」だ。
これじゃあ「自然なオーツ麦」の味なんて、逆立ちしたって判りっこない。
イメージは「健康的」かもしれないけど、どちらも実際はナッツより、オーツ麦より「砂糖の塊を食べる」という商品だ。
大企業がブームに乗って売る商品、買うのはいいけど、原料表示は良く読んだ方がいい。
ちゃんと書いてある。
両方全部食べたけど、自分じゃあ絶対に買わないね。
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