2014年5月21日水曜日

原材料、砂糖が最初に並ぶタルトの売り文句

ローソンはじめ、コンビニが「カフェ」を気取って商品開発をしている。

パッケージも、女性が好むような「無垢、自然」のイメージなので、ベージュや茶色の「落ち着いた色」が使われている。

先日、友人のお土産としてもらったキャラメルナッツタルト、パッケージには「香ばしいナッツにほんのり塩味のアクセント」との謳い文句。

塩は「フランス産ゲランド塩使用」だそうだ。

で、原材料を見ると「砂糖」が一番先にある。

小麦粉より、ナッツより多いものが「砂糖」だ。
甘味がこれだけでは足りないのか、他に「水あめ」と「麦芽糖」が入っている。

で、肝心の「塩」はどのくらい入っているのか。
香料を含めて下から5番目に記載されている。

それより少ない材料にはベーキングパウダーがあるが、その程度の量しか含まれていないということだ。

でも、パッケージは「塩」が商品の特徴として、産地を強調するほど売り文句にしている。

これは完全に「誇大広告」でしょう。

友人は、同じOEM商品の「シリアルクッキー」もくれた。
こちらは「オーツ麦の自然な美味しさが楽しめる」と宣伝文句が書かれているが、これも一番多い材料は「砂糖」だ。

これじゃあ「自然なオーツ麦」の味なんて、逆立ちしたって判りっこない。

イメージは「健康的」かもしれないけど、どちらも実際はナッツより、オーツ麦より「砂糖の塊を食べる」という商品だ。

大企業がブームに乗って売る商品、買うのはいいけど、原料表示は良く読んだ方がいい。

ちゃんと書いてある。

両方全部食べたけど、自分じゃあ絶対に買わないね。

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