美味しいパンで有名なドンクの前を通ったら、笑顔を携えて、ミニクロワッサンの試食を持った女性が近づいてきた。
笑顔に釣られて、試食のチョコクロワッサンを食べてしまったが、これがいけなかった。
時間は、夕方6時。腹が減り始めた頃だ。
まあ、うまかった。
だって、甘いもん。
しかも、さくさく感が半端ない。
続いて、笑顔で紹介するのは「期間限定」のペーストリーだ。
味見をさせてくれると言うではないか。
ああ、完全に誘惑の地雷を踏んでしまった。
これ、ストロベリーマカロンをチョコの上に乗せて焼いている珍しいもの。
とても甘い。
でも、チョコクロワッサンより美味しく感じた。
その横のトレイには、エダムチーズや五穀のペーストリーも並んでいる。
ミニサイズなので、グラムの量り売りになっているが、1個から売ってくれるとのこと。
だから、ミニクロワッサンと3種類のミニペーストリーを2個ずつ買った。
360円なり。
ケーキ1個分でいろんな味が楽しめるなんて、幸せだ。
次の日、これらを朝食として楽しんだ。
「期間限定」を入れて4種類買ったが、一番美味しく感じたのがプレーンクロワッサンだ。
小さくてもきちんと層になっている。
やっぱり、シンプルが一番だ。
小さいサイズの商品を販売するのは、作る点でも売る点でも店側に負荷がかかる。
しかし、消費者には便利だ。
試食もいいけど、味見的に買えれば心理的に楽だ。
そして、美味しければまた買いに来る。
ロングラン的にみれば、ファンを増やすには素晴らしい商品だ。
ただ、グラムで表示して販売している商品を、2個ずつオーダーするのは、結構勇気がいる。
380円程度の「味見パック」を作れば手に取る人も多いと思うけどなあ。
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