日本を代表するポテトチップスの会社、最近「期間限定」の製品をたくさん投入している。
健康に悪いとは思っているけれど、どうしてもこの誘惑を断ち切れない。
「わさびマヨネーズ」とか「梅のり塩」とかネーミングからして、いつも食いしん坊の欲望を引っかく。
どっぷりはまったのが「2種類の塩」バージョンだった。
旨いなんてもんじゃあない。
岩塩と天然塩で味付けされたポテトチップス、やっぱり、シンプルがベストだ。
でも、今回誘惑されたのは、なんと「オリーブオイル&ガーリック」。
燦然と輝く「期間限定」のサイン。
もう、駄目だ。
勝手早速食べてみる。
ガーリック風味は確かに強いけど、オリーブオイルの風味もほど良く感じられる。
材料表示を見ると「アニスパウダー、タイム、粉末オリーブオイル」とある。
なるほど。
でも、油は粉末で存在できるのか?
だって、油だよ。あのネバネバ、香辛料みたいに粉末になるの?
と、疑問が沸いたので、WEBで調べた。
そうすると、確かにある。
製品だけでなく、製造技術はあるし、研究もされているらしい。
でも、この調査過程で驚愕したことがある。
なんと、「油脂と食品の専門出版社」があるではないか。
「幸書房」という会社だ。
そのニュースタイトルを見て絶句した。
「最新油脂事情」
素晴らしい。
これ以上、ストレートな表現はない。
検索がヒットしたのは、このニュースセクションの記事のひとつ、「粉末油の工場が出来た」というもの。
こんなニッチの世界で出版業が成り立つなんて驚きだ。
でも、現代人は、油と甘味の取り過ぎなのは間違いない。
にも関わらず、こうやって油まで粉末に出来る技術が開発されれば、企業は手軽に美味しく感じる商品をどんどん出すだろう。
食いしん坊も、欲望に振り回されないように、気をつけようっと。
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