2014年5月3日土曜日

ほうれん草は生で食べない?

シェアハウスのキッチンに行くと、可憐な食いしん坊さんが居た。
久しぶりに顔を合わせたので、挨拶がてら「何、作っているの?」と材料を覗き込む。

葉っぱが刻んであるから「これ、何」?」と聞くと「小松菜」だという。
あまりの濃い緑に驚いた。

で、食いしん坊が毎日、小松菜をスムージーに使う話から「ほうれん草は使わないんですか?」と聞かれた。

で、「あれは生で食べない方がいいよ」と話をすると「ええっ、どうしてですか?」とびっくりしている。

ほうれん草、生で食べる人も多いらしいが、私は湯がく。
それは、ほうれん草に含まれているシュウ酸(体の中で石になる成分)をへらすため。

それに、何よりそっちの方が旨い。

ほうれん草、畑から取ったばかりのものなら、絶対、生の方がうまいだろう。
でも、スーパーや八百屋で買えるものは、収穫されてから時間も経っているし、かなり成長したものだ。
だから、湯がいたほうがエグミが減る。

ビタミンも減るけど。

まあ、そんな話をすると「知らなかった、今まで生で食べてた。」とぼやく。

別に、命に関わるわけではない。
生で食べる方がいろんなビタミンを無駄にしないから、いいかも知れないし。

ただ、自分は美味しく食べたいだけ。
美味しい採りたての生ほうれん草が手に入れば、シュウ酸なんて気にしない。

絶対、生で食うだろう。
ただ、そんなチャンス、あったとしても、年に数回だ。

食べることを恐れて「しない」ことより「リスクの理解」が重要だ。

可憐な食いしん坊さん、食に対する意識は強い方だけど、まだまだ知らないことが多い。

だから、賭けてもいい。

そんなもんより、よっぽど体に悪いもの、きっと毎日食べているよ。

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