2014年2月4日火曜日

レシピ通りでは無いけれど、大丈夫!

ハウスで作ったピエンローという鍋、料理が得意な食いしん坊な爽やか青年に任せた。

私は、もうひとつの鍋を作る必要がある。

このピエンローという肉の鍋、白菜一個まるごと使う。

白菜は既に洗って刻んである。

肉とこれを鍋にぶち込むだけだから、迷いようがない。
でも、呼ばれる。

「これ、入れちゃっていいですか?」
頼むから、本読んでくれ、と心で思っている私もまだ読んでない。

「入れちゃっていいよ。」と言ってから、読み直す。

「肉をいれてから、半分残した白菜で蓋をするように置く」と書いてある。

もう、全部いれちゃったよ。

あわてて、まだお湯に浸かっていない部分を鍋から取り出し、分けておく。

「大丈夫ですかねえ?」爽やか青年が心配そうに鍋を覗き込む。

大丈夫、腹に入れば大した違いはない。

肉を入れてから「なんとなく蓋にした気分」程度に白菜を乗せておく。

本は春雨をいれると書いてあるが、腹が減っている連中にはそんなもんでは足りない。

だから、うどんを入れる。

「今、入れちゃっていいですかねえ?どろどろになりませんかねえ?」

いけいけ、どんどんいけっ。
そんなになる前に無くなるから安心しろっ。

味付けは彼に任せた。

爽やか青年が「塩だけ」と書いてレシピを見て「ええっ、塩だけで大丈夫ですか?」と疑う。

danchyuのレシピを疑うとは大胆な。

そうだ、ごま油を買ってなかった。
爽やか青年「ぼく、あります」と寄付してくれた。

本当に素敵な若者だ。

テーブルにおいて10分、うどんは数本を数えるだけとなった。

鍋を引き上げてもう一度うどんを入れて作り直す。

鍋を食べながら、爽やか青年は言う。

「塩だけでいいんですね。」

素材がウマけれりゃ、大企業の「XXの素」とか「インスタントかつおだし」なんて要らないのよん。

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