2014年2月9日日曜日

ゆずプロジェクト 2013年

(昨年の話。)

原料買い付けに失敗したゆずプロジェクト、決して良いスタートではないかった。

まず、実家に戻ると、某大手WEB通販で買った猛烈に不細工なゆずが到着していた。

このゆず、いつもの店より遥かに芳香は弱い。
かなり残念な思いでサワードリンクを造り始めた。

まずは洗浄だ。
そして、へたを取る。

これが、ぜんぜん取れない。
新鮮な柑橘類の証拠でもあるけど、作業はたいへんだ。

そして計量。保存ビンに入れる量を昨年は間違って途中であわてたけど、今年は大丈夫。

ゆずを半分に切って、保存ビンに絞り入れる。
すごいジューシーだ。
芳香は弱いけど、ジュースは昨年の倍近くある。

蜂蜜を入れてしばらく置く。
蜂蜜はビンからゆっくり落ちてゆくからビンを傾けて固定する。

その間にゆずジャムの準備だ。

半分に切るのはゆずサワーと同じ。
これを適当に絞った後、皮と実に分けてゆく。
中身は鍋に入れてひたひたの水で煮る。
そうすると種からペクチンが出て、とろとろになる。

それを笊で漉して残ったものを絞る。
実の入っていた袋は解けてほとんどなくなる。

皮は細かく刻んで湯がく。
鮮度がいいと苦味も少ないから、湯がく回数はその時に得た柚子の味を見ながら湯がく。

回数が多すぎると苦味が薄くなり、特徴が薄くなる。
味見しながら湯がくが、今回も1度で十分だった。

そして砂糖と混ぜて煮る。
出来上がったのはまあ美味しいといえるだろう。

旨いものを作る楽しみは、それを食べる人の喜びを知ること。
さあ、今年も待っている人にお歳暮代わりに送ろうっと。

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