そのじゃがいも、冷凍されて余っている。
なんとか食べる必要があるから、またコロッケを作ることにした。
前回作ったコロッケは爆発したが、今回は、ちゃんと油の中で泳がせた。
だから、大体うまくは作れたが、思ったように「かりっ」とならない。
これ、温度の問題だ。
温度が低くなるとどうしても「だれっ」として油臭くなってしまう。
この調整がやたら大変。
だって、指突っ込んで温度を確認する訳には行かないもん。
揚げ物をしない家が多いというが、当然だと思う。
揚げ物は難しい。
キッチンが汚れるのはもちろんだが、そんなことより、おいしく作るためには経験が必要だ。
自分で作るとなると、熱周りの良い鍋も必要だ。
それに、作る手順もや油の量も把握できていないといけない。
そんな基本を知らずに作って失敗すると、カロリーも多いし「買った方が安い。」ということになるのだろう。
たぶん、正しい。
でも、自分で揚げるといろいろなことが学べる。
コロッケの場合、小麦粉、卵、パン粉の順でつけるとおいしく揚がる。
昨年、この工程を小麦粉を混ぜた卵液を使い、ひとつ減らしてみた。
でも、やっぱりうまく行かなかった。
卵液は水を少し混ぜてざるで濾すととコロッケに絡まりやすいことも発見した。
難しいから失敗する。
でも、いいじゃあないか。
それもまた学習するチャンスだ。
そんなものを食べてくれる家族がいれば、愛情のありがたさだって再確認させてくれる。
こんな経験は、お金で買えないよ。
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