味覚の秋に、ぶどうのフルーツソースを作ることに夢中になった。
だって、すごく美味しいんだもん。
ただ、種を取るのに物凄く時間が掛かった。
今回もまた、種を取ることに時間がかかる食材をジャムにすることになった。
それは、金柑。1キロ300円程度で売っていたから。
小さめだし、ちょっと茶色くなったものもある。
でも、お正月の味を思い出すと食べたくなった。
それに、先日買った雑誌に金柑のジャムの作り方が載っていた。
こんな時、理性は役に立たない。
で、スケジュールに余裕がないのに買ってしまった。
で、気がついた。
ぶどうよりはるかに手間がかかることを。
まず、へたを取る。
そして、全体に穴をあける。
これだけでうんざりした。
そして、砂糖水で煮る。
甘さを控えめにするため、砂糖の量はレシピより大分減らした。
半分を砂糖漬けで食べることにして、後半分をジャムにする。
べたつく金柑を切って中の種を取り出す。
これが大変だった。
ぶどうの生だったが、砂糖煮の金柑はべたつく。
かといって、生の時に種は実に引っ付いて取れないから、煮る前に取り出すことはできない。
レシピはそんな砂糖煮を「薄切りにしろ」という。
無理だ。
4つに分けるんだって大変なのに・・・・
で、よく読んだら「1、2分茹でてから」と書いてある。
10分、20分では無かった。
仕方ないから、適当に刻んで、フードプロセッサーで砕いた。
まあ、とろみもついたし「よし」としよう。
味はどうか。
やっぱり美味しい。
まあ、砂糖煮だって美味しいのだから、そこから作ったジャム、まずくなるはずがない。
でも、ちょっと甘みが足りないから少しだけ甘くした。
適当に作ってもおいしく食べられれば、結果オッケーよん。
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