ハウスの鍋会、みんなの分をつくるためにも、大体大なべ2つ、2種類作る。
今回は、肉と魚。
肉は管理人が調達した。
魚は、私が仕事の帰りに買うことになった。
タラがシーズンだ。
だから、タラでも買おうかと考えていた。
デパートに着いたのは、夕方4時。
まだ、値引きの時間じゃあない。
でも、アラなんて大した金額じゃあないし、と思いながら鮮魚コーナーに行った。
アラがほとんどない。
そもそも、タラがない。
ようやく見つけたパックに入った切り身。
お値段は2切れ800円。
貧乏鍋の材料には成り得ない。
生のサーモントラウトのアラがあった。
これで、いい。
シャケ鍋だ。
厳密には「マス」らしいけど。
ふと、豆腐なんかは買っているだろうか、と思いながら、まだタラに未練があった。
だから、三越デパートにも寄ったが、やっぱり劇高のタラの切り身しか置いていない。
ブリのカマやアラはたくさん売っているのに、地元の、しかも旬の魚がないのは、何か理由があるんだろうか。
とりあえずシャケがあるから、これに合う鍋野菜を考える必要がある。
春菊と大根、もやし、私が寄付する長ネギ。
こんなもんでいいか。
鍋は作るのは簡単だけど、材料の調達が本当に大変。
でも、安い材料でも、美味しく食べる方法はいくらでもある。
みんなで食べれば、もっと美味しい。
空っぽの鍋が私に与える達成感と幸福感は、値段をつけられるもんじゃあない。
独りで高価な食事を食べる人は、20年後もきっと独りで食べているだろう。
その時の料理の味は、値段に見合った「美味しいもの」だろうか?
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