アレルギー持ちの友人がしばらく旅に出るので、鉢植えの世話を頼まれた。
旅立ちの朝、鉢植えといっしょに、冷蔵庫の残りを私にくれた。
これらの食材は凄かった。
美味しいと有名なブランドの砂糖不要のジャム、ギリシャ製のチーズ、そして有機栽培の大豆で作った味噌。
りんごジュースだって、還元濃縮じゃあない。
これは食費にお金がかかるはずだ。
だって、どれも高級品。
でも、彼女にとっては健康を維持するのに必需品だ。
薬や病院に行くより、食べ物で予防できるのなら決して高い買い物ではない。
しかし、私がこういう高級食材を買うのは「旨い」からだ。
そして、それを知っている。
だから、購買理由がそもそも違う。
田舎で育ったから、食べ物は地元のものばかりだった。
東京で10年以上暮らしたが、その間ろくな食生活をしていなかった。
昨年、地元に戻ってから健康状態はすこぶる調子がいい。
猛烈に貧乏になったが、冷え性も便秘もその気配すらない。
あれほど、漢方だ、マッサージだと金をかけたが全く無駄だった。
忙しさから加工品を食べる生活から、貧乏だけど自分で料理する時間を持つ生活へ変わり、食べ物が変わることで体が変わった。
当然だ。
食べ物が体を作っているのだから。
食物アレルギーはないけれど、結局、健康への近道は、食べる物に気をつけること。
それは、アレルギーを持っている友人とあまり変わりないのかもしれない。
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