今日読んだウォールストリートの「米国レストラン、グルテン除去の試練」を読んで驚いた。
200~300万人がグルテンが影響する自己免疫疾患を持っているらしい。
これは人口の米国人口の1%弱。
その6倍の人がなんらかのグルテン過敏症だそう。
これって、人口の5%以上の人が程度の差はあれ、グルテンアレルギーってことになる。
彼らの生活が大変なことは知っていたが、これほど疾病者が多いとは思わなかった。
しかも、この数は増えることがあっても減ることはない。
これならマーケットとして商売になる。
たしかにウォールマートがオーガニックに力を入れるはずだ。
組み換え遺伝子や添加物が「安全」というのは、「食べても死なない」程度と捕らえるべきだ。
だって、誰もそんな食べ物を食い続けた人はいないのだから。
だから、人類は今、壮大な人体実験をしているのかも知れない。
ただ、この数字はその結果があまり喜ばしくないことが起きる兆しに思える。
食べるものを誰かに任せる以上、それを選ぶのは消費者の責任だ。
儲かることだけを考えれば、売るために企業は何でもするだろう。
それには、人間の欲望への刺激が一番だ。
高価な食品でなくても、大量消費は儲けに繋がる。
だから中毒者を増やせば、大量消費も楽チンだ。
大企業は食べ物が売れることしか考えない。
でも、その結果、食べる側はどうなるか。
食べ物を選ぶのは、人生を選ぶこと。
生きるために食べるだけなら、人生の意味もその程度しかない。
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