だって、「生乳」だけで作っている生クリームが売ってないのだ。
1件目は植物性のホイップクリームしかなかった。
2件目は大手企業の作る「生クリーム」という名称の商品だけれども、なぜか乳化剤や良くわからない添加物が3種類入っていた。
もちろん、パッケージは美しくさすがに大企業がデザインしたものだと思うが、そんなもん、私には「生クリーム」と呼べる代物ではない。
その店から、10分離れた中堅スーパーに行くと、ようやく地元企業ブランドが作っている「生クリーム」があった。
原材料、生乳。
これだけ。
商品名は「無添加純生クリーム」だ。
恐ろしいことに、生クリームというシンプルな商品にすら「無添加」が商品名になるほど、添加物を入れるのが「当たり前」になっている。
つまり、スーパーで買う商品では「添加物が入っていない」ものとなると「例外食品」ということなのだろう。
もちろん、お値段も先ほど買おうとした大企業の添加物入りより50円ほど高い。
でも、これが私にとっての「生クリーム」だ。
植物性ホイップクリームは論外だけど、これほど「生クリーム」を買うのが苦労するとは思わなかった。
そして、これほど添加物の「入っていない商品」を買うのが難しいとは思わなかった。
日常食品でこのレベルならば、コンビニやファーストフードに入っているものは想像したくない。
みんな、知らないから買うんだろうなあ。
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