箱を開けると驚くほど不細工だが、むちゃくちゃおいしい。
山のように入っていて激安だった。
友人に分けてもまだたくさんある。
自分のアパートに戻る時に持って帰ろうとしても、すでにリュックは白菜やジャガイモでいっぱいだ。
りんごを持って帰るのにも限界がある。
だから、干した。
そして、母に食わせた。
目の色が変わった。
絶対、干しりんごを作るだろうから、残りのりんごはおいしいうちに食べ切れると確信した。
そこまでは間違いじゃあなかった。
でも、その先は私の読みが甘かった。
先日電話をかけたら、案の定、干しりんご作りにはまったらしく、10個以上干したので「もうほとんどない」と言う。
まだ到着して1週間位なのに、10キロのりんご無くなったということか?
彼女、こり始めると、限度が無いことをすっかり忘れていた。
そうやってできた干しりんご、母はカラオケや運動教室の仲間に持って行って食わせて自慢した。
その反応が面白い。
彼らにとって、干しりんごがうまいことは「当たり前」らしい。
だから「どうやって作ったのか」を知りたがった。
母が「フードドライヤー」を説明すると、みんな「いくら位で買えるのか?どこで買えるのか?」ということで興味深深なので「今度教えてくれ」と聞かれた。
食べることが好きな人達は、作ることにも熱心だ。
私は「ぼける前に食べた方がいい」とはアドバイスした。
おいしいものをみんなに分けることも素敵なことだと思う。
でも、1週間で消費するのは、何が何でも短すぎるだろう、母上どの!
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