フランス人の友人との夕食会、私がジャガイモとかぼちゃで餃子もどきを作るので、彼女はグルテンフリーのブラウニーを作ってくれることになった。
グルテンアレルギーを持つ彼女は、食べ物にとても神経質だ。
体のことを考えると、そうならざる得ないのだが、卵がどんな鶏から生産されたのかまで気にする。
うちの母もそう言って、らでぃしゅぼーやの野菜と卵をすでに10年以上購入している。
彼女が「放し飼いのちゃんとした餌を食べた鶏」にこだわるのでちょっと調べてみた。
大丸デパートでは売っていた。
ただ、ひとつ100円以上する。
6個入りで700円近くだ。
スーパーごときに扱える商品じゃあない。
ちなみに、私は八百屋で10個108円の卵を買っている。
ちょっと値段が上がって最近120円になった。
そんな訳で彼女、今回もブラウニーを作るのに卵選びには苦労した。
まだ日本語が良く読めないから、ケースにたくさん漢字があるのが「オーガニック的」なものと思ったようだ。
作る前に私に確認を求めるから、見てみると、ケースには「塩味半熟卵」と書いてある。
半熟卵を売っているのも驚いたが、味つきというのにも驚愕した。
その塩の産地が華々しく漢字で書いてある。
かわいい鶏の絵も付いている。
たしかに、「特別な卵」に見えるが、意味が違う。
説明すると、彼女は落胆したが、私が前日一ケース120円のたまごを買ってあったのでそれを使うことになった。
ケーキはピュアチョコレート、バター、アーモンドパウダーから作られたから極上の味だ。
しかし、味つきの半熟卵が売ってるということは、ビジネスになるほど「買う人」が居るということだ。
それも驚くべき事実だ。
ちなみにこのゆで卵、塩加減がゆるい普通の味だった。
でも、たまご茹でるのって、そんなに難しいのかなあ・・・・
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