先日の夕食会、あれほど気をつけたのだけど、アレルギー持ちの友人の体は食後調子が悪くなったそうだ。
何かにグルテンが入っていたのかといろいろ考えて議論したが思い当たらない。
大量のでんぷん質が問題だったかもしれないとも推測した。
加えて、彼女、乳製品にもアレルギーがあることを知った。
原因は、どうも乳牛が食べる餌にあるらしい。
そこまで判っているのなら、卵の生産元、鶏の食べる餌を気にするはずだ。
肉や卵、牛乳を買う時、それらを「生産する動物」が「何を食べた」結果、手に持った「パックの中」に納まったのかは考えない。
産地を気にしても安全は幻想でしかない。
ただ、旨さに違いがあるのは事実だ。
牛乳は特に顕著だ。餌で味がかなり変わる。
肉だってそうだ。
だから、多少値段が高くても輸入肉は買わない。
オーストラリア産のビーフだけは例外だけど。
でも、よく考えれば「味の違い」は餌を含めた「育て方」の違いだ。
生産者からみれば動物は「商品」だけれどもそれらの健康まで考えるかどうかは、生産者の思想や哲学が大きく影響する。
そういう思想を主張すること、そして消費者としてその思想を商品を「購入」することで支えること、この相互作業は社会の仕組みとして「信頼」の基本になる。
昨今、そんな哲学を持つ生産者も増えてきているが、どうしても大企業の商品と比べると値段が高くなる。
でも、食べる回数を減らせば買うことができる。
ビジネスに必要なのは売上金額の増加ではなく、ファンの数が増えること。
だから、身近でがんばる愚直な生産者を探して支えようよ。
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