2013年12月16日月曜日

シュークリームの皮がパンになったら

ここは酪農地帯なので美味しい牛乳が生産されている。

この美味な素材を使って作られる生クリームベースのお菓子、この誘惑にはただ、ただ、屈するしかない。

もちろん、素材が安く手に入るから、味の違いも判らず、せっかくの風味を殺すほど砂糖を使ったケーキ屋も多いが、素材を生かしてがんばる店もいくつもある。

おやつの日に予約するケーキ屋はもちろん、全国ベースでの商品展開はしていないけれど確実にうまいケーキ屋は存在する。

そういうケーキ屋の商品、生産量はそれほど多くない上、まず日持ちしない。

なぜなら、甘みも少ない上に生ものレベルも鮮魚並みだからだ。

今日の夕方、シュークリームで有名な地元のケーキ屋が作った商品を買った。

消費期限は8時間後だ。

本来、買ってすぐ食べるべきこの商品、実は「クリームパン」だ。

でも、形はシュークリームと同じように丸いドーム型だが、外のシュー皮は弾力のある柔らかいパンでできている。

中のクリームは生クリームをベースにしたカスタードよりもっと軽いクリームだ。

これ「ちぎって食べるシュークリーム」だそう。

私は「シュークリームパン」と呼びたい。

たしかに、ちぎってクリームと一緒に食べると本当に美味しい。

クリームパンをどれだけ上品にしてもこの味は出ない。
皮の弾力感が「クリームパン」にはならない大きな理由だろう。

この皮、しっとり感が強いが、時間がたつと硬くなる。

どんな素材で作っているのか知らないけど、やはり、美味しいものは出来立てが一番だ。

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