2013年11月28日木曜日

グロいアラも煮てしまえばうまいだけ

夕方の大丸、魚の値引きは半端じゃあない。
東京駅隣接の大丸もすごかった。
閉店時間近くなると本当に安くなる。

その中でもアラの値引きはすごい。
いきなり半額だ。
それを知っている人が値引き時間に集中するので、ちょっと遅く行くと何にもない。

先日も、タイミングを失って行ったら、タラの頭しか残ってなかった。

これが、グロい。
恨みいっぱいでにらむタラは一パック150円程度だ。

鋭い歯を見せたタラの頭、美味しいのは知っているが、どう使おうか。
こんなもん、煮込か鍋以外に使いようがない。

そう思った時、突然味噌鍋が頭に浮かんだ。
白菜もたくさんある。
ねぎも放り込んだら、旨そうだ。
そう思ったら、食べたくなった。

家には食料がたくさんあるのに、買わないではいられない。

タラと目を合わせないようにして籠に入れた。

帰って早速作り始める。
ねぎもたくさん入れて味噌を溶かす。
調味料は使わない。
塩も入れない。

白菜は、家から担いできた農家が作ったやつだ。
味噌は、知り合いのじいちゃんが作ってくれた。

もっと塩を入れた方がおいしいのかも知れないが、タラの淡白な味が味噌と絡み合い、白菜の味を引きたてる。

煮たアラは骨も歯も簡単に取り除けるから身だけが万遍なくスープに混じっている。

でも、白菜とねぎだけじゃあ、腹に溜まらない。

これは、春雨を入れるか雑炊にすべきだった。

タラももっと使うと美味しいかも。
油揚げを入れた方が良かったか?

食いしん坊の舌は味わい、脳は次回の料理を妄想している。

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