先日、実家に戻った時、スーパーで地元の豚肉の塊が4割引になっていた。
即買いした。
この豚肉、地元ではちょっとしたブランドだ。
以前にも買って、味の良さは知っている。
多少、スーパーの棚に長くいたところで肉なら、大した問題じゃあない。
魚なら買うのは悩むけど。
母が豚肉大好きなので、焼き豚でも作ろうかと思って買って帰った。
でも、気が変わって煮豚にした。
焼いて脂を落とし、ぬかで茹でて脂を落としても、まだすごい脂だ。
バラの塊だったので、一晩煮るとほろほろになった。
これだけの脂なら、豚バラで作る料理がまずいはずが無い。
ただ、肉の味は脂を落とせばより引き立つ。
実際、味付けをするととても美味しくなった。
煮汁が勿体ないから、ゆで卵を作って放り込んだ。
卵も肉もむちゃくちゃうまい。
そうやって、作った煮豚を母との夕食に出したら、彼女は一口食べてこうのたまった。
この魚、すっごく美味しいねえ。何の魚?
肉と魚の違いも判らない母だけど、旨いものは判るらしい。
だから、母に今、何を食っているか説明した。
彼女いわく「あんまりやわらかいから、魚だと思った」そうだ。
で、自分で自分のことを大笑いした後に言われた言葉。
これ、置いて行くでしょ。
ええ、お母様。
貴方のために作りましたので、自分のアパートには持って帰りませんからご安心下さい。
今まで、持って帰ったこと、ないでしょうに、全く・・・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。