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2019年3月23日
昨今、辛い食べ物がブームになっている。カップラーメンもスナック菓子も「辛い」ことを売りにしている。
先日、若い同僚が昼食に食べていたカップラーメンにはどくろマークがついていた。
良く読むと「食べる時は(めちゃくちゃ辛いから)気を付けて下さい」と表記している。
どくろマークが付いた食べ物を作る会社があるということにも驚きだが、そのような食べ物を買う消費者の意識も理解不可能だ。
私の知っている文化では「どくろマーク」というのは「毒」であり、「取扱注意」の意味がある。
そのマークがついていれば「食べちゃダメ」という意味があると思っていた。時代の移り変わりは、マークの意味すら変えている。
そんな同僚とランチをする機会があった。もちろん、辛いラーメンを食べる店だ。
その店のメニューがすごかった。まず、ベースのラーメンがある。これに辛さのレベルを6段階つけて、その段階ごとにベースのラーメンの値段にプラスされる仕組みだ。
それにから揚げやチーズなどのトッピングもプラス料金となる。
残った汁は、キッチンで再びおじやにしてくれる。(これもプラス料金だ。)つまり、ラーメンを食べた後、おじやを食べる、ということだ。1回で辛い炭水化物を2種類味わうことになる。
どんぶりには「ここまで食べたらおじやにしましょう」という汁を残すラインまで入っている。すべてを食べきる仕組みは徹底している。
彼女たちは、6段階の上を行く店最上級の「辛い」のラーメンを頼んだ。私は1段階目の辛さで十分だった。ラーメン自体はスープを丁寧に取っているらしく美味しいと思ったが、使っている油の量は半端ない。
冷えた残り汁の上に油膜が張るほどだ。大体、油が多くて不味くなる料理を作る方が難しい。
中華料理に代表されるように、油が多ければたいてい美味しく感じる。から揚げ、とんかつ、てんぷら、すべて大量の油が使われている。
この油の量、おじやにして完食すればどれだけ摂取したことになるのだろう。炭水化物の量は言うに及ばず。それを1食で、だ。
彼女たちは極辛ラーメンの残り汁をチーズおじやにしてもらい、汗をかきながら食していた。汁もご飯も完食だ。「美味しかった」というコメントを聞きながら、私が決して「知ることのできない味」がここにあると悟った。
ただ、家ではこれほど辛い料理を食べないらしい。辛い料理は彼女達の「楽しみ」であり味覚的「刺激」にハマっているようだ。
どんな楽しみも、自身の健康があっての体験できる。胃も身の内。肉体、特に内蔵は取り替え出来ないのだから、大切にしてね。
2019年3月23日
昨今、辛い食べ物がブームになっている。カップラーメンもスナック菓子も「辛い」ことを売りにしている。
先日、若い同僚が昼食に食べていたカップラーメンにはどくろマークがついていた。
良く読むと「食べる時は(めちゃくちゃ辛いから)気を付けて下さい」と表記している。
どくろマークが付いた食べ物を作る会社があるということにも驚きだが、そのような食べ物を買う消費者の意識も理解不可能だ。
私の知っている文化では「どくろマーク」というのは「毒」であり、「取扱注意」の意味がある。
そのマークがついていれば「食べちゃダメ」という意味があると思っていた。時代の移り変わりは、マークの意味すら変えている。
そんな同僚とランチをする機会があった。もちろん、辛いラーメンを食べる店だ。
その店のメニューがすごかった。まず、ベースのラーメンがある。これに辛さのレベルを6段階つけて、その段階ごとにベースのラーメンの値段にプラスされる仕組みだ。
それにから揚げやチーズなどのトッピングもプラス料金となる。
残った汁は、キッチンで再びおじやにしてくれる。(これもプラス料金だ。)つまり、ラーメンを食べた後、おじやを食べる、ということだ。1回で辛い炭水化物を2種類味わうことになる。
どんぶりには「ここまで食べたらおじやにしましょう」という汁を残すラインまで入っている。すべてを食べきる仕組みは徹底している。
彼女たちは、6段階の上を行く店最上級の「辛い」のラーメンを頼んだ。私は1段階目の辛さで十分だった。ラーメン自体はスープを丁寧に取っているらしく美味しいと思ったが、使っている油の量は半端ない。
冷えた残り汁の上に油膜が張るほどだ。大体、油が多くて不味くなる料理を作る方が難しい。
中華料理に代表されるように、油が多ければたいてい美味しく感じる。から揚げ、とんかつ、てんぷら、すべて大量の油が使われている。
この油の量、おじやにして完食すればどれだけ摂取したことになるのだろう。炭水化物の量は言うに及ばず。それを1食で、だ。
彼女たちは極辛ラーメンの残り汁をチーズおじやにしてもらい、汗をかきながら食していた。汁もご飯も完食だ。「美味しかった」というコメントを聞きながら、私が決して「知ることのできない味」がここにあると悟った。
ただ、家ではこれほど辛い料理を食べないらしい。辛い料理は彼女達の「楽しみ」であり味覚的「刺激」にハマっているようだ。
どんな楽しみも、自身の健康があっての体験できる。胃も身の内。肉体、特に内蔵は取り替え出来ないのだから、大切にしてね。
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元同僚は、今も激辛人生を送っているらしい。「人生の刺激は味覚から」というのは理解できる。しかし、昨今の激辛ブームの元で開発される続々出てくる新商品、食べ物を呼んでいいのだろうか。
彼女達もそういうものを食べた後は、トイレで苦しむらしいが、止められないらしい。まあ、何事も体験だけれどそれも健康あってのこと。無茶はほどほどに。
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