2014年3月12日水曜日

ちょっと鍋から目を離したら・・・

作っていたラタトゥユの鍋から焦げ臭い匂いがする。

やばいと思ってかき回した。
とりあえずそれほどくっ付いていない。

ほっとして、いつもどおりに味付けをする。
で、味見。

まずっ。
やっぱり、焦がした影響があった。

なんとかごまかそうと思って、調味料を多く入れてみる。
だめだ。今回は、これで食べるしかない。

こんな時、砂糖でも、塩でも、調味料が味に貢献できることは限られている。

もちろん、食べられない程、焦がしたわけではないけれど、不味いものを作った自分を反省した。

ジャムを作る時もそうだった。

アルミ鍋で作っていた時、すぐにこげてしまい、風味が落ちる。

3重底の寸胴鍋で作るようになって、焦げないジャムが出来るようになったら、風味が向上した。

火加減と道具、という技術的な問題はあるけど、この体験、食いしん坊には「ちゃんと集中して作らないと不味くなる。」という教訓になった。

どんな時も、きちんと向き合って取り組まないと美味しいものは出来ない。

で、ふと考えた。

料理と子供、どちらもちょっと目を離したすきに問題が起きる。

どちらも「きちんと向き合う」必要があるということだ。

だから、子育ても、育ってからなんとかしようとしても、できることは限られている。

最初が肝心だ。

つまり、「作ること」も「育てること」の本質は同じということ、みたいだね。

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