先日、あるスーパーマーケットでオリーブオイルを買おうとして気がついたこと。
昨今、大手スーパーマーケットのプライベートブランド(PB)の製品が人気だ。
同じオリーブ油でも2割ほど安い。
大抵は、生産を大手企業に生産を委託しているから、大手ブランドとほとんど同じ製品のはず。
でも、「販売元」の記載しかない。
生産した会社が判らないのだ。
だって、記述されてないんだもん。
つまり、食べ物の「生産者」が判らない商品を、大手企業は大々的に販売していると言う訳だ。
誰が作ったか判らないマヨネーズや食用油、誰も買いたいとは思わないだろう。
でも、それが有名スーパーマーケットが販売しているのなら、どうだろうか。
だったら、安心なのか?
最近は、トルコからの輸入品が多い。
為替差益で大手のPBに頼らなくてもお手ごろの値段でオイルが買える。
大手企業もまた、そんな安いオリーブオイルを大量に買い付けて、誰かに下請けさせてボトルに詰めれば、安く作れる。
大企業が作っているものに、美味しいものなど皆無だ。
彼らの製品、安く売れるのなら、必ずその理由がある。
もし、美味しいと感じるなら、何かが入っている。
だって、大量に良いものを安く作るなんて無理な話だ。
たぶん、食べ物として問題ないだろう。
美味しいかも知れない。
でも、製造者が不明な商品は、どんなに安くても買う気はない。
それが、日本一大きなスーパーマーケットが販売し、製品を保証しているとしても・・・食いしん坊は買わない。
スーパーだって、PBが儲からなきゃそんな商品は開発しない。
だから「買わない」選択をする。
これは、消費者ができる唯一の「NO」という意思表示だしね。
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