あるテレビ番組で、極寒の地での生活をルポしていた。
その中で、庭に洗濯物を干すことを知った。
マイナス40度の空気だ。
もちろん、一瞬でかちかちだ。
でも、2週間もすれば、ちゃんと乾くらしい。
つまり、冷気は、だんだん乾燥するということだ。
この番組を見て、その生活習慣に驚いたけど、最近この事実を体験することになった。
昨年の冬、実家の倉庫で腐ったジャガイモを見つけた時のこと。
そのまま、箱に入れておけば他の芋に腐敗が伝染する。
だから、ある高い場所に避けておいた。
そして、そのことをすっかり忘れていた。
先日、それを見つけたら、腐ったところが乾いて硬くなっていた。
つまり、気温が下がって腐敗は止まっていた。
乾燥のせいか、寒さのせいかは判らない。
芋は半分腐ったけど、半分はまだ食べられる状態のままだった。
なるほど、と思った。
だから「冷凍庫の中が乾燥するは当然なんだ」と。
冷凍する食材は小さなものほどラップにくるんでから保存バックに入れる必要があることは、知識として知っていた。
でも、何故かは知らなかった。
テレビ番組、体験、がそれを教えてくれた。
冷凍焼けと言われる現象、これ「乾燥」だ。
おにぎりを作って冷凍しておいても、3日以上立つとレンジで暖めてもしっとりしない。
チャーハンのようにばらばらになってしまう。
そりゃあ、乾いてしまったのだから仕方ない。
だから、冷凍庫で保管する「料理」になったものは、トマトソースのように長期保存しても美味しく食べられない。
やっぱり、美味しく食べるためにも少しずつ作るしかないのねえ。
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