「飲酒で老人になった35歳の女性 恐怖のアルコール依存症」の記事を読んで、物凄い違和感があった。
この記事に寄れば、この10年、日本ではアルコール依存症が激増しているそうな。
特に女性は多いらしく、この記事の対象者も女性だ。
で、その理由が社会進出したストレスが起因として記事をまとめていること。
これが一番怖い。
江戸時代だって、アルコール中毒者はいた。
ただ、酒は高価で、簡単には手に入らなかった。
だから、中毒者になる環境が限定されていた。
だから、中毒者になるためには酒を飲み続けられる財力が必要だった。
でも、現代は缶ジュースと同じ値段でアルコールが売られている。
しかも、100メートルおきにあるコンビニで買える。
何故、これほど売るのか?
だって、儲かるから。
酒の利益率はとても高い。
だから、ゴールデンタイムのテレビCMだって人気アイドルが酒を飲むCMがバンバン放送される。
そりゃあ、中毒者は増えるよ。
安くて何処でも買えて飲酒の罪悪感だって感じること無いんだから。
大企業がそうやって、儲けに走って酒が毎日飲めるようになれば、企業の宴会だって酒の量は増える。
酒には高い税金が掛かっているから、たくさん売れれば政府も嬉しい。
中毒者が増えるほど、当事者以外が儲かる仕組みが確立されている。
だから、消費者が決める必要がある。
「買えるから買う」という考えを変える必要がある。
食べたり、飲んだりする結果に向き合うのは自分自身なのだから。
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