2014年3月12日水曜日

値段、本当に高いのだろうか

飯鮨(いずし)、どこで買っても物凄く高い。
100g1000円なんてざらだ。

母も、食べたくても、払った金ほど美味しくないから見かけても「買う気が起きない」と話していた。

美味しさは別として、この製造工程と手間、時間を考えると値段は妥当に思える。

結果、それほど美味しいかどうかは、消費者の舌が決めるのであって、販売者が決めるものではない。

東京に有名な漬物屋さんがある。

そこから、ある時食いしん坊の叔父一家にお礼を送った。
その一家、「超」がつくほどグルメ一家なので、その漬物も「美味しいよ」のコメントしか貰えなかった。

でも、今考えれば、あれは本当に美味しかったのか疑問が残る。

自分が東京で食べた時は、たしかに美味しかった。
でも、今食べたら「美味しい」とは言い切れないような気がする。

「高いものが美味しい。」と普通の人は思うだろう。

でも、個人的経験からの意見を言えば、それは違う。

本当に美味しいものは、お金を払って買うことができるような流通ルートに乗らない。

だから、作ったところで消えてしまう。

まあ、都会に売るほど十分に作られるなら、そこそこ流通もしている。
でも、本当に美味しいものは量が作れないし、鮮度も保てないから、生産地からあまり遠くまで広がれない。

距離的にも、時間的にもだ。

だから、生産地に近く、旬の食べ物は本当に美味しい。
それで長作った加工品は絶品になるのは当然だ。

大手企業がレシピどおりに作って同じような旨さにはならない。

彼らの商品、きれいなパッケージや有名であることで売れるだろう。

女性と同じだ。

きれいな顔で、スタイル抜群。
でも、味はどうだろうか。

溢れる情熱と愛情は、食べるまで分からないかもね。

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