2014年1月8日水曜日

かわいそうな食べ物達

あまり怒る性格ではないけれど、実家に戻ると血圧の上がる機会が多い。

それは、母が食い物を無駄にするからだ。

彼女は、無農薬にこだわった食生活をしている。
なのに、料理はほとんどしない。
結果、美味しいものを腐らせる。

その神経が理解できない。

今回は「安かったから」と買った青森産のにんにくをビニールに入れたまま保存していた。

空気にふれていないので、半分が駄目になっていた。
こういうことがあると、本当に腹が立つ。

冷蔵庫をあけると、たくあんがある。
誰かから貰ったらしい。

カットもしていない。

かつて、この家に来たたくあんがきちんと食べられた記憶がない。
常に白くカビてぬるぬるになってから捨てられていた。

このままでは、このたくあんもこの道を歩むのは火を見るより明らかだ。
だから、ふくしん漬けに作り変えた。

これなら、まだ未来がある。

そのために、なすを買う必要があった。5本で400円もした。

さつまいもなら、一袋100円なのに。

開いた口がふさがらない。
一本だけは売っていないから、仕方なく買ったが、夏野菜を冬に欲しがるほど馬鹿げたことはない。

きのこは「食べようと思って」買ったものが、3種類も残っている。

もうへろへろだ。「何故、食べきれないなら冷凍をしないの?食べ物粗末にするとばちあたるよっ」と母親に声を荒げることになった。

でも、きっと神様は許してくれるはずだ。

食べ物は食べられるために作られたのだから、買った人はちゃんと食べる義務があること、忘れないで欲しい。

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