2014年1月24日金曜日

コンビニでフォアグラを売って餓死者が出る国

どこかのコンビニがフォアグラ弁当を企画したが、消費者の声で販売を止めたそうだ。

その理由はフォアグラが「残酷」な作り方で作られているからだそう。

面白いのは、食べられないとうもろこしを食べさせられて、病気寸前になる牛肉を大量に作り、大企業のハンバーグに使われているのは誰も問題にしない。

また、アルコールを飲ませて柔らかい牛肉にして食べるのも問題ないらしい。

病気的な食べ物を食べてないなら、そもそもこれほど肥満や糖尿病が世界中で蔓延しているわけがない。

そして、もっと悲惨なのは「コンビニ」というレベルで高級食材のフォアグラを添えて販売しても「儲かる」という国であることだ。

加えて、そういうコンビニを使う人達は「収入が少なくてやってゆけない」と語り、そんなコンビニがたくさんある都会では餓死者が出ている。

私には理解できない。

フォアグラは好きだけど、それはフレンチレストランで、何年に1回食べるものだ。

コンビニで売られるフォアグラを「買って食べる」選択をする人達、もとい、企画する人達の気持ちが分からない。

その企画には大量の正社員が会議時間を費やし、正社員という給与と特権が与えられている。

それを売るコンビニの店長やアルバイトの時給はすずめの涙だ。

食いしん坊の私には、この企画をする人も、それに文句をつける消費者がいる国が向かう「食」への意識が怖い。

金を払えばなんでも食べられる国。
食べられない人が無視される国。

食べ物を分け合うことは、誰が教えるんだろう?

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