2013年10月4日金曜日

トマトとの格闘

実家に戻ると、トマトの山だった。

猫の額ほどの畑に、冷蔵庫のあっちに、こっちに、袋に入っている。

ねずみ年生まれの母は「まとめる」という概念があまり無い。
だから、トマトを冷蔵庫から「発見」し「かき集める」のも一仕事だ。

そして、シンクの上には、ボールに入って今朝取れた分が積まれていた。

生で食べるには限界がある。
スムージーに入れる量も限られている。

自家製トマトソースを作るしかない。

イタリアントマトがかなりあるけれど、こちらは生で食べてもあまりおいしくない。
桃太郎のような、甘くて丸いトマトもあるが、これもまぜたら判らなくなるだろう。

たまねぎを炒めている間、ともかく、お湯にぶち込んでトマトの皮をはいだ。
イタリアントマトの皮は本当にきれいにむけるので、面白くて止まらない。

一番大きい鍋に皮をむいたトマトを入れていたが、量が増えてあふれそうになった。
だから、大きな寸胴に移し変えた。

出来上がった後、冷凍するため袋に小分けしたら、13カップ分あった。
もちろん、抜群にうまい。

このソース、ほとんど私が使う。
母は、調理したトマトの酸味が苦手なので、あまりこのトマトソースを好まない。

でも、私の生活は、ここ1ヶ月、ほとんどこの「野菜のトマト煮」で生きている。

いつもは、100円程のイタリアントマト缶詰を使って作るのだが、このトマトソースを作ると、どんな野菜を入れてもむちゃくちゃうまい。

にんじん、芋、きのこは定番だ。
今の時期は、採れたてのじゃがいもを使う。
ズッキーニはこの夏家で出来たやつを干したものだ。
きのこは今が旬。

そして、これらを自家製トマトソースで煮る。
2日目はもっとおいしくなる。

もう、スーパーの野菜は食えないかも知れない・・・・




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