2013年10月5日土曜日

チーズケーキが現れるとき

食欲の秋だ。

旬なものを食べる時、何を食べても本当に美味しい。
でも、欲望の暴走は、体重増加を引き起こす。

だから、その予防に、ジムに行ってウォーキングマシンで歩く。
で、この機械がすごく意地悪だ。

消費したカロリーが食べ物で表示される。
詳しくは昨日のブログ「エビフライ1本」を読んでほしい。

表示は、最初に消費カロリーの「目標」とする食べ物が出てきて、そのカロリー分を消費する間の時間、7センチほどのバーが少しずつ黒くなる。

それが真っ黒になると、次の食べ物が現れる仕組みだ。

この機械で運動するときは、大体いつもチーズケーキが出てくることを目標にしている。

約1時間歩かないと現れないけど。

しかもこのチーズケーキ、たった一切れだ。

でも、これが出てくると、その日の運動は終わりに近い。

だから、バーが少しずつ動く間は、今まで食べた美味しいチーズケーキを妄想しながら歩いている。

ニューヨークチーズケーキの濃厚な一口、それから、ゴルゴンゾーラチーズケーキの舌触りを思い出して一口、そして、スフレチーズケーキの軽やかさ。

ああ、美味しいコーヒーの方がいいか、それともフレーバーティーの方が合うだろうか。

そんな妄想をしている間に、次の食べ物が出てきて運動ノルマは終了する。

嫌味な機械で、嫌々運動しているけれど、それでもチーズケーキが現れる時はちょっとだけけ気分がいい。

でも、この食べ物、いつも同じではないので、必ず現れるという訳ではない。

だから、チーズケーキが現れない時は、運動した気分にならない。

食べたい物があるから運動する。

こんな考え、スポーツマンには絶対に理解できないだろうなあ。

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