食欲の秋だ。
旬なものを食べる時、何を食べても本当に美味しい。
でも、欲望の暴走は、体重増加を引き起こす。
だから、その予防に、ジムに行ってウォーキングマシンで歩く。
で、この機械がすごく意地悪だ。
消費したカロリーが食べ物で表示される。
詳しくは昨日のブログ「エビフライ1本」を読んでほしい。
表示は、最初に消費カロリーの「目標」とする食べ物が出てきて、そのカロリー分を消費する間の時間、7センチほどのバーが少しずつ黒くなる。
それが真っ黒になると、次の食べ物が現れる仕組みだ。
この機械で運動するときは、大体いつもチーズケーキが出てくることを目標にしている。
約1時間歩かないと現れないけど。
しかもこのチーズケーキ、たった一切れだ。
でも、これが出てくると、その日の運動は終わりに近い。
だから、バーが少しずつ動く間は、今まで食べた美味しいチーズケーキを妄想しながら歩いている。
ニューヨークチーズケーキの濃厚な一口、それから、ゴルゴンゾーラチーズケーキの舌触りを思い出して一口、そして、スフレチーズケーキの軽やかさ。
ああ、美味しいコーヒーの方がいいか、それともフレーバーティーの方が合うだろうか。
そんな妄想をしている間に、次の食べ物が出てきて運動ノルマは終了する。
嫌味な機械で、嫌々運動しているけれど、それでもチーズケーキが現れる時はちょっとだけけ気分がいい。
でも、この食べ物、いつも同じではないので、必ず現れるという訳ではない。
だから、チーズケーキが現れない時は、運動した気分にならない。
食べたい物があるから運動する。
こんな考え、スポーツマンには絶対に理解できないだろうなあ。
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