仕事が終わったある日、ジムに行きたくなかった。
でも、今日を逃すとまた1週間行けない。
だから、やっぱり行かなきゃ、と悩む。
元々運動なんて好きでもない。
そんな自分の中で「理性の天使」と「悪魔の誘惑」が戦っている時、食いしん坊の友人から「夕食いっしょにどう?」というメールが入ってきた。
速攻で「悪魔」の勝ち。
でも、1時間半、待つことになった。
こういう場合、普通、洋服屋さんか靴屋さんなどぶらぶらするのだろう。
私が向かったのはデパートの地下食品売り場だ。
時間的にも投売り時間帯に入っている。
底値を調べるにはちょうどいい。
でも、デパートの地下には、大好きなケーキ屋がある。
もちろん、ランタンに引かれる蛾のごとく近づくと「新栗シャンテリー」が出ていた。
これ、人気の商品でシーズンであってもあまり見ることがない。
保冷剤は1時間しか持たないと聞いて、一旦買うのを諦めた。
でも、この機会を逃すと次があるか解らない。
だから、夕食前にデザートを食べることにした。
これがすごい。
57gで230円。
3さじか4さじくらいの量しかないが、その感動はダイナマイト級だ。
原材料は、「栗、生クリーム、砂糖、ラム酒」だけ。
これ、多い順番に書かれていることを考えて欲しい。
栗と生クリームの味を引き立てる程度の砂糖しか入っていない。
小麦粉もスターチも入らない、美味しい栗と生クリームだけ。
ああ、秋がいつまでも続けばいいのに。
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