だいたい、生クリームだけでも危険な食べ物なのに、それを旬の果物とあわせてケーキを作ってガラスケースに飾るなんて、まるで、アムステルダムの飾り窓に並ぶ色っぽい女性達を見ているみたいなものだ。
女性だろうが、ケーキだろうが、麻薬的なおいしさをが並んでいるのは、悪魔的誘惑だ。
これに負けないためには、近寄らないことが一番。
だからこそ、この時期はケーキ屋があるデパートの地下には行かないようにする。
にも関わらず、雑誌は「食欲の秋」の名目で特集を組むし、いつも行くケーキ屋は、毎月1日と15日に商品を入れ替える。
そんな風に、誘惑は生活のありとあらゆるところに散在している。
そして、このシーズンはこの誘惑に負けやすい。
旬の果物で作ったソースとクリームのコンビネーションは、ソフトクリームやシュークリームなどいろいろある。
でも、生クリームとのコンビネーションは、ダイナマイト級だ。
でも、これを食べるのはシーズン中でも数回しかない。
危険すぎる食べ物だから。
日常的にはヨーグルトとフルーツソースで我慢する。
それでも十分うまい。
もっとやばいのが、チーズとフルーツソース。
ただ、日本ではチーズが高価だから現実的にあまり機会がない。
でも、簡単に手に入るケースがある。
それがチーズケーキだ。
生クリーム、チーズ、旬のフルーツで作られる私の中の最高峰。
シーズン一度しか食べない。
もっとも、シーズン1度、一種類の「旬」のフルーツだから一度ケーキ屋に行って「1個」だけ買うというわけではない。
飾り窓の女性達がそれぞれ魅力的なように、ケーキも同じ。
こればっかりは、いろいろな味があるんだから、仕方ない。
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