2013年10月7日月曜日

ぶどうの誘惑

うまいものをジャムやフルーツソースにした後「失敗した」と思うことが多い。
でも、瓶詰めしてしばらくすると「げげっ、めちゃ美味い」と思うことが多い。

今回もそうだった。

近所の八百屋で、ぶどうが1箱480円で売っていた。

2週間前からだ。大分悩んだ。
買って、ソースかジャムをつくろうかどうしようか。

種を取るのがめんどうだけど「よし、作ろう」と決めた。

昨日仕事が休みだったので、ぶどうを買いにいった。
前日には、ビンも煮沸し、砂糖も買った。

で、ぶどうは、箱で売って無かった。

がっかりしたけど、やはり旬だから作りたい。
1パック200円で2種類の黒ぶどうが売っていた。

キャンベルとステューベンだ。

1キロほど作ることにした。

種を取るのがまあ、大変だった。半分に切って、箸で突っつく。
で、途中で味見したが、これがどっちもむちゃくちゃ美味い。

だから、種を少し取って実家に植えてみようと考えた。
先の長い話だけど。

で、2時間弱かかって種を取り除いて2割ほどの砂糖を入れた。
この量は、一般的なレシピに比べて大分少ない。

だから、保存はあまりできないけど、どうせすぐ胃の中に消えるので腐る心配はない。

水分が多いからフルーツソースになった。

このとろみが至福の味をかもし出すとは思わなかった。

自家製のパンで作ったトーストにこのソースを乗せる。
ソースは半分ほどパンにしみ込む。
ジャムよりはるかにパンとの一体感が強い。

これに、半分溶けたバターといっしょに食べたら麻薬的な味になるだろう。

だから「やらない」と心に誓いたいけど、果たしてこの誘惑に勝てるか?!

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