まず、紹介されているブロッコリーの値段が普通の2倍だ。
でも、野菜の特定成分が普通のブロッコリーの3倍らしい。
消費者が「高くても体に良いものが欲しい」と話している。
恐ろしい・・・・
また、透析患者のように野菜の摂取量を制限されている人に対して低カリウムのレタスを作って販売しているそうだ。
このような機能性野菜が登場してくるのは「野菜の摂取量が目標より取れないから」だそう。
これら機能性野菜も有機野菜のようにブランド化して大企業が売り出すそうだ。
このようなものを求める消費者の気持ちが理解できない。
かつて、失業中に農家の手伝いをしていた。
大家の老人二人でやっていた小規模農家だったのだが、収穫の手伝いを半日位していただろうか。
お金を貰わなかったら、帰りに収穫した野菜を持たせてくれた。
その中でもブロッコリーの味は特別だった。
蒸したブロッコリーに塩を振るだけで濃い味が口いっぱい広がる。
マヨネーズの味は余計だった。
その夏いっぱい、彼らの野菜のうまさに慣れていた体は、秋になりスーパーのブロッコリーを同じ感覚で食べた。
吐き出した。
あまりに不味かったからだ。
ブロッコリーだけではない。
美味しいものは工場では作られない。
機能野菜を食べても人間は元気にならない。
「美味しいね」と言い合える仲間と、新鮮な野菜。
感謝して食べることで人は幸せになる。
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